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2:姿なき心の犯罪(15) 

2015年09月02日 23:00

どこへ行っても独りぼっち。
話す人は誰もいない。
一日の中で私が声をもらす時
それは嗚咽。
気の弱くなった私は泣き虫以外
何者でもなかった。




授業中、舞に罵られ
ただ泣く事しかできない私の姿を目にしても
先生は見て見ぬふり。
それどころか教師であろう人間が
舞達と一緒になり馬鹿にし笑った。
それを良い事に、舞は先生の前でも堂々と罵るようになり
私の気に入らない個所を事細かく報告をするようになる。
その度に用務員室に呼び出され先生に追求された。




給食の時
誰もが私の事を「汚い!」と罵り
机と机の間に隙間を開けるので
敢えて自分の方から率先して隙間を開けるようにした。
だが私がこういう事をすると先生は必ず怒った。



掃除の時
私の机だけは教室のど真ん中に残ったまま。
誰も触りたがらない。
それを邪魔!と言って蹴る奴まで出てきた。


授業中は残ったパンや消しゴムを
私が振り返るまで投げつけられた。
頭にきて振り返ると
皆、何事もなかったかのように黒板を見つめ
私が正面を見ると一斉にクラスの皆が笑った。


理科の実験の時も
道徳のグループを作る時も
運動会も独りぼっち。
私の名前が入っていると
「ウワ―ッ、最悪!」という声が聞こえた。
アンタ達と同じグループに入るぐらいなら一人の方がマシ!
だがどんなに強がっても結局
私は一人では何も出来なかった。




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