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3.偽りだらけの世界の中で(3)

2015年09月16日 12:16

私の父同様。
世の中には吐き捨てるほど
屑共がいるという事を知った。



彩加の父親は仕事もせず
酒と博打に溺れる日々。
妻が昼夜働いているのをいい事に
朝から博打に溺れては
夜は飲み屋街を彷徨っていた。
両親がほとんど家にいない家庭で育った彩加は
カギっ子だった。


父が家にいる時と言えば金が底をつきた時。
お天道様が光を注ぐ真昼間に
自宅にはビールを飲みながら
ダラダラ過ごす怠け者がいる。




「それでも私達は許していた。」


彩加が言った。
だがある日
彩加が学校を終え帰宅すると
知らない女が家にいたいう。
それが意味するものは何か
何となくだが
私にも察する事ができた。
その場に居合わせ彩加はすぐ母に電話をした。

        



      女を家に連れ込むなんて最低!



      あんなの父親でもなんでもない!







淡々と語る彩加が大人に見えた。




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