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3.偽りだらけの世界の中で(19)

2015年10月02日 21:53

中学生になってからも
私と彩加はいつも一緒だった。
どこへ行くにも彩加は私の手を握って
その手を離そうとしなかった。
中学生になっても
いつも手を繋いでいるのが恥ずかしくて
何だがむず痒い。
だけど嬉しくって
私達は双子のように離れる事がなかった。




この頃から少しずつ
同級生達と普通に話せるように変わっていった。
私がこんなに変わる事ができたのは
両親や先生の支えがあったからじゃない。
彩加がいてくれたからだ。
彼女が居なければ
私はずっと独りぼっちだったと思う。


「はい、これ。」


私の肩を誰かが叩いた。
振り返ると美穂が立っていた。
彼女に暴力を振われた事はなかったが
美穂は舞の取り巻きの一人。
その彼女に差し出されたのは可愛いスヌーピーの封筒だった。





      脅迫状・・・・?




一瞬、顔が強張った。
手紙を持つ手が震えている
私は恐る恐る手紙を開いた。





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