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5:消えゆく光(7)

2015年10月14日 11:06

何時間も正座をさせられた上
説教されていた私の足は
触っても痛みも痺れもなく
自分の足であるという感覚すら失っていた。



立ちあがろうと
畳の上に足を置いた瞬間
足首がぐにゃ。と変な形にねじ曲がり
頭から畳の上にぶっ倒れる。
立ちあがろうとする度に
私は頭から崩れ落ち
何度這いあがっても立つ事が出来なかった。 
歩く事が出来ない私は四つん這いになり
地べたを這いながら
自分の部屋へと向かった。




体中が痛い。
背中も、足も、腹も・・
激しい頭痛にも襲われた。
私は敷かれていた布団の上に
崩れ落ちるように横になった。
横になった途端
また涙が溢れる。




        何でまた泣いちゃうだろう・・


        何で私ってこんなに弱いんだろう・・



頬を伝い耳の中に流れてくる涙が
とても生ぬるく
気持ち悪くて苛苛させる。
それでも涙は止まらない。
堪えれば、堪える程
涙が溢れてきた。
いつしか泣きつかれた私は死んだように眠っていた。
翌朝
洗面所の鏡に映る自分の姿に唖然とした。



コブのように腫れあがった瞼は
二重の面影すらなく
まるで誰かに殴られたかのように腫れあがり
瞬きする度に瞼に重みを感じた。
私の瞼は
目の覆いかぶさるように腫れあがっていた。




「・・ごめんね・・こんな思いをさせて・・すまないね・・」


母の言葉に
また涙が溢れてきた。




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