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12:失われた小鳥たち(4)

2015年12月23日 18:06

私は性に疎かった。



      ――― 木村さん家の娘さん、もう退学したんだって? 
            男と遊んでばかりいるから、あんな風になるのよ!



両親はこういう間接的な言葉で私を制圧していった。



異性に興味を持つ事も
男性と付き合う事も
性に感心を抱く事も
両親はあらゆる手段で
汚ないもの、許されない事だと私が感じるような教育をしてきた。


中学生になってもコン,ドームはおろか
高校一年生になるまで
女性の性.,器の名称ですら知らなかった。



思春期を迎えた頃には
自分が女になってはいけないものだと錯覚するようになった。
思春期特有の女の匂いを感じようならば
神経質な母は目くじら立てて、それを封じ込める。
私は中学生になっても女の子ではなく
少年のような男の子を演じなければならなかったのだ。








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