FC2ブログ

スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

12:失われた小鳥たち (23)

2016年01月11日 17:38

上手に表と裏を顔を使い分ける事が出来ず
それを笑いのネタにするために聞いて来る
屑な輩共にも
蔑まされている事を承知の上で何でも話した。

そんな事もあり
彼女がサイトで知り合った男と遊びまくっているという事は
学校中の誰もが知っていた。



               アイツ誰とでもヤッテいる。



皆に何と言われようが
私は私だからいいの、言いたい人に勝手に言わせておけばいいのよ。
何を言われても冷静で穏やか
怒った姿なんてみた事がない。
だがそんな彼女が冷静さを失う事が一つだけあった。
それは父親という存在。
暴力を受ける度
彼女は私の前で怒りを露わにし、こう呟いた。




            
               殺,.,ろしてやりたい。




父親にこの世から消えて欲しいと思う事はあったが
この頃の私は
まだそういう感情を抱いた事がなかった。
彼女の言葉を耳にする度に
今まで彼女が父親の暴力に
どれだけ傷付いてきたのかという事と同時に
彼女の心の闇の深さが
とてつもなく大きいものだという事を感じずにはいられなかった。




最新記事


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。