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13:13階段(6)

2016年01月17日 17:53

罪の意識なんてものは微塵もなく
日常の出来事の中の一部のような発言
医療費を惜しみ処置を勧める男。
なかったものにしようとしている
薫の存在が死神に思えた。


自分を痛みつける行為は親への復讐
だがその浅はか過ぎる行動で
尚も自分の首を真綿で絞める事になるなんて思いもしなかった。
だが傷付くのは私だけではない。
私一人だけの問題ではないのだ。



こんな私に育てていけるだろうか? 
我が子を胸に抱き
生活する姿を脳裏に描く
何度、描いても
疲れ果てている自分の姿しか見えない
それは今まで私が散々目にしてきた母の姿であった。


愛せるだろうか?
私のような人間が
自分の子を愛せるのだろうか?
誰も好きになった事もなく
愛した事すらない私みたいな人間が
子供を愛せるのだろうか?
自信がない。
想像が出来ない。
これから先、好きな人が現れるかも知れない。
その時、私はどうするのだろう。
きっと思う。
いや必ず思うだろう。
この子がいなければ。
この子さえいなければ、私は幸せになれたのに。
この子がいるから幸せになれないのだって。
全部、子供のせいにする。



私の顔をいつも憎たらしい!という威圧的な目で
父が見ていたように
私も邪魔だって思う時が必ずくる
憎たらしいって思う日がくる
生まなきゃ良かったって思う日が必ずやってくる。



そこには幼き頃の私の姿と

両親の姿があった。





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