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13:13階段(8)

2016年01月19日 17:58

この世に生を受け
人として生きる未来を託されるはずの命に対し
あまりにも軽率すぎる自分の行動に
ただただ泣く事しか出来なかった。
一日が過ぎ、二日、四日と日が過ぎて行った。
毎晩、風呂に駆け込み腹を摩り
泣いて詫びる日々をおくる私に対し




―――  何モタモタしてんだ?! 早く薬を飲め!



薫は怒りを露わにし怒鳴った。
早くヤレ! って
とっととやっちまえ!って。
毎日のように私の背中を押し続けた。




どんな綺麗事を並びたてても答えは出ている。
薬を飲むのも
病院で中、絶するのも同じ罪であり
殺人である事には変わりない。
だが薫の望む流、産という形で
我が子をジワジワと何日も苦しめながら
殺..すような事は出来なかった。





「薬は飲まない。 病院に行こうと思っている。」


「嘘だろ?病院だと金がかかるんだぞ!」


「何日もかけて私に殺,,せって言っているの?!
もう、あんたには頼る事はないから。 二度と私に付きまとわないで!」




こんな人間に相談した事が間違いだったのだ。
頼れるのは自分しかしない
覚悟を決めた。
決めるしかなかった。





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