FC2ブログ

スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

13:13階段(12)

2016年01月23日 22:37

こうやって過去を振り返り文字にしてゆく度に
昔を思い出す。

唯一、父が機嫌良く
私と妹を外へ連れてゆく時、それはお正月であった。
嫌がる私達を車に乗せ
親戚中の家、一軒、一軒連れてゆく。
自分が乞食のように思え
すごく嫌だったのを覚えている。



頬の筋肉が浮き上がり
ご機嫌良く話し掛けてくる父は
お年玉を全部取りあげると
その金を握りパチンコに向かう。
手元に戻ってきた事は一度もない。



母はというと
お前達は2人で2千円!
親戚の××さん家の子は5人兄弟5人だから5千円!
お母さんは3千の損になる!
そう言ってお年玉を奪い取った。
何万円貰っても
私と妹の手元にお金が残る事はない。
ましてや親は何も買ってくれないのだ。
自分で生きてゆくしかなかった。


だがその為だけではない、
この家を出る日を夢見て
この地獄の様な日々から抜け出すために
その為だけに必死に働きコツコツと貯金していた。
真っ当な金。
必死に働き、何年もかけ蓄えた金が
まさか我が子を殺,,,す為に使うなんて思いもしなかった。



私は一体今まで何の為に
この地獄のような日々を辛抱してきたのだろうか
何の為に今まで耐え忍んできたのだろうか
まるで、この子を殺..す為に
今まで生きてきたような気さえした。




最新記事


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。