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13:13階段(24)

2016年02月04日 16:43

            ブッブッーーーーー。





道路に鳴り響くクラクションの音。
一刻も早くバスが来る事を願った。
家までは絶対に追って来ないだろって思ったからだ。
バスが来るまで後、五分。

後、二分。

後、一分。

お願い、早く来て!

バス停に屯する人の塊が動き始める。
身を乗り出し道路に視線を送ると
水色のバスがこちらに向かって来るのが見えた。




     プシューーーッ。




大きな音を立てて停車するバスに飛び乗り
バスが動き始めたのを確認すると
ようやく薫の車が道路に停車していないか確認する事が出来た。
緑色の公衆電話ボックスの横に停車していた
紺色の軽自動車はどこにもない。
諦めて帰ったのだろう。
良かった・・
だがこの後、私は地獄へ突き落とされる。
何も知らない私は地獄へ向かうバスに乗っていたのだ。





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