FC2ブログ

スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

18:夜空に瞬く星達よ(1)

2016年05月14日 22:07

高校も無事、卒業する事が出来た私は
就職先である東京へ向かう準備を着々と進めていた。


募集提示されている企業の大半が
地元企業が占める中
敢えて遠く離れた会社を探し出した。
一刻も早くこの土地と
両親から逃れたかったのだ。
そんな私に中学の同級生達は
両親と離れるのが寂しくないの?などと口にしていたが
私は寂しいなんて一度も思わなかった。



大嫌いだった!


この土地が。


全て消えてなくればいいと思う程


死ぬ程、嫌いだったのだ。


良い思い出が何一つとしてない


この土地になどなんの未練もない。




何年この日を待ち望んだ事だろうか
ずっと待ち望んでいた。
縁を切ってやる!
その夢が叶う日を迎えようとしている。
これで自由になれる。
解放される。
今までの繋がりを全て葬りさりたい。
そう思えば思う程
焦りばかりが募ってゆき
家を出る準備を着々と進めていた。





最新記事


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。