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18:夜空に瞬く星達よ(8)

2016年05月14日 22:17

高校を卒業したら
あの家を出れたら
故郷と言う地から解放されたら..
呪縛から解放され全てが変わる。
そう思っていた。

だが違う。
私は故郷という地を後にし、新しい環境を手に入れながらも
結局は、何一つとして変わっていない。
あの時と同じ。
過去に囚われ生きているのだ。
結局、私はどこへ行っても、何もやってもダメなのだ。
私は何一つとして変わっていない。
その事に初めて気付いた。



会社という一つの社会の輪の中で
置きざりにされた感じを味わいながらも
優しくされればされる程
傷付くのを恐れ
ますます周囲の人間達と距離を置くようになってゆく。
その内、誰もが興味をなくし離れてゆくだろうなんて思っていたが
周囲の人間の態度は全く変わる事はなかった。




   ------- 小雪ちゃん、何でそこに一人でいるの? こっちおいでよ!




こんなに優しい人達が、この世の中にいるのだろうか?
この時、本当にそう思った。



信じていいのだろうか。
いつまでも心を開けない臆病な私に対し
出会った頃と変わりなく接してくれる皆の優しさが
やがて「信じない」という心の闇から
私を救い出してくれた。
それからと私は大きく変わった。




世の中には
こんなに優しい人達がたくさんいる。
こんなに幸せでいいのだろうか。
そう思わない日は一日たりともない程
劇的に生活が変わっていった。





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