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23:涙のジョージ(3)

2016年07月18日 11:12

数日後、残業を終え
寮へと向かう路地を歩いていた時には
日が暮れ、辺りは暗くなり始めていた。
薄暗い一本道の路地を歩いていると
数メートル先に停車していた車が光を放ち
こちらに向かい走行してくる。
それを避けるように路肩歩く私の横で車は停車した。





    
        何、この車?!

    






怪訝な顔で車を覗きこむと
運転席の窓がゆっくりと開いてゆく。






  ------   やっと見つけたっ! ほんと待ちくたびれたよ。
        こんなにイイ男が目の前にいるって言うのにさ。
         気付かないなんて勿体ないって思わない?
         お嬢ちゃん、暇ならさ、俺と付き合ってよ!









こんなイイ男?!
こんな台詞をサラッと言えるなんてすごい!
でも彼の言うとおり
笑顔でハンドルを握る彼は確かにイイ男だった。





私の目の前に現れた人物。
それは、あの日、出会った彼だった。
それは偶然ではなく必然。
彼の手によって繋がれた糸により
二度と逢う事はないと思った彼と再会する事となった。







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