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23:涙のジョージ(15)

2016年07月18日 15:41

いつも優しくて、穏やかな彼の姿はそこになく。
欲情した彼の一つ一つの仕草は
とても男らしくもあり、力強く、本能そのものであった。
互いの身体に絡まり激しく求めあい
彼という存在が私の心臓を貫く度に哀しみに襲われる。
散々、求め続けたものが
本当の意味で私自身が望んだものではない事ぐらい
私が一番分かっている。




大事に思ってる。



それで十分だったのだ。
それなのに私は失う事を恐れ
自ら破戒しようとする。
そうして自分を傷つける事で納得させる。
そういう風にしか私は自分を表現する事が出来ない。



子宮の奥底が熱くなり何度もうずいた。
それは誰かを想い
切なくなった時に感じるもの。


           

          

          
            好きだったんだ。
          



          彼の事を好きだったんだ。





          それを認めるのが怖かった。
          



            怖かっただけ。





            気付いて欲しい。




             私の気持ちに。




             やめて欲しい。



          他の男と同じにならないで。





だが目の前にいる彼の表情は、まるで別人のようであった。
なんだ、彼もただの男か。
そう思ったら
また身体の底が熱くなり哀しみに襲われ
全身が熱くなり涙が込み上げてきた。




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