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24:君は愛をしらない(3)

2016年09月14日 22:44

彼の名前はヒロ。
彼が連絡をしてきた時
私の都合が良ければ逢う。
彼と逢えない日があっても
連絡がなくとも
あの夜、白いシャツの腕の中で感じた切なさを
私はヒロと過ごす中で感じる事は一度もなかった。








そんな関係を続ける中
彼に彼女がいる事を打ち明けられた。
突然の告白に正直驚いたものの
畳の上に寝そべり雑誌を手にしていた私は







    

     ヒロに彼女がいてもオカシクないよね、かっこいいし。



そう答えていた。
確かにヒロはかっこ良かった。
たまに顔を出す定食屋さんにヒロと二人で行った時も
彼氏すっごくカッコいい!!
仲良くしている店員さんにそう言われるぐらい
ヒロはハンサムな男だった。
だが私にとって彼の存在は
「彼女がいてもオカシクない」
それぐらいの存在でしかなかった。



それからというもの
彼女の雰囲気や服装、髪型、性格
その全てをヒロは嬉しそうに
私の前で口にするようになってゆく。



ウェ―ブがかった長い髪。
花柄やフリル付いたピンクハウスなどの
可愛らしい洋服が好きな彼女の服装は常にワンピース。
私はというと相変わらず化粧もせず
髪はベリーショート。
スカートなんてはいた事無い。
古着が大好きで気入った服ならば
穴があいている物まで金を出し身に付けていた。
好きなブランドはヒステリックグラマー。
常に男っぽい格好ばかりしている私と彼女は
容姿だけではなく
性格の面においても対照的な女であった。






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